ヒーリングタッチの教えに息づくもの
2018年6月8日 カテゴリー : ニュースレター ヒーリングタッチをもっと知る
ヒーリングタッチを確立した看護師ジャネット・メンゲン。彼女は、クレアボイアント(透視力を持つ人)でしたが、古代から様々な文化で培われたヒーリングの教えや著名なヒーラーたちから多くの学びを得ていました。これらのエネルギーヒーリングは、看護の現場でも役に立つものと考え、周りの看護師たちに、エネルギーワークを伝えるようになりました。
それが高く評価され、米国ホリスティック看護師協会の依頼を受け、1989年に開発されたのが、現在、HTIヒーリングタッチ認定プログラムとして継承されているカリキュラムです。
このカリキュラムは、ジャネットの長年にわたる看護実践とアリス・ベイリー、ロザリン・ブリエール、ブルー・ジョイ、バーバラ・ブレナンなどのエネルギー・ヒーリングにおける先駆者たちからの学びが組み合わされたものです。看護の実践と教育というしっかりとした枠組みの中に、様々なヒーリングの教えやテクニックが組み込まれているのです。
ジャネット・メンゲンが開発したオリジナルの他に、前述のヒーラーたちによるテクニック、さらに、ネイティブ・アメリカンのホピ族から伝授されたもの、ギリシャの思想家・神秘家ダスカロス(スティリアノス・アテシュリス)のテクニックなどなど、許可を得て、ヒーリングタッチのカリキュラムの中に取り入れられています。
「テクニックを開発したマスターに多大な尊敬の念を持っています。わたしたちのプログラムでは、常に、開発者たちの貢献を明確にし、そのテクニックがどこから来たのか、誰が開発したのかをはっきりさせています。」 ~ジャネット・メンゲン*
現代にヒーリングを伝える著名なヒーラーたちの教え、そして、看護の実践と教育。
これらが、ヒーリングは古代にそのルーツがあり、現代では科学的研究がそれを裏付けているという認識とともに、ヒーリングタッチの教えの中に息づいているのです。
*Wardell, D. W. (2000). White Shadow: Walking with Janet Mentgen.
Lakewood, Colorado: Colorado Center for Healing Touch. p. 83